みなさんおつかれさまです。
昨日は、いわき合同ユニオンの新組合員と一緒に労基署に行き、就業規則の開示ができないか相談してきました。
労基署にいた際に連絡が入り、「同僚がユニオンに入りたい」とうれしい連絡がありました。信頼して頂いたことが大きいと感じました。
しかし今回は、労基署での就業規則の開示はできませんでした。
労基署の職員は、まず従業員から使用者に対して「就業規則を見せて欲しい」旨伝えた段取りを踏んだ上で労基署にある就業規則の開示請求を行うことになっているとのことでした。(ここがいまいち合点がいかないのですが…)。
説明では、「就業規則は労基署が受け取った時点で『行政文書』に変わるので」、この手続きを踏まないと、就業規則の開示も就業規則が労基署に出されているか否かの確認もできないとのことです(何ともお役所的…)。
さらに、労基署にある就業規則も保管期限があるとのことで、一定期間を過ぎると廃棄されるそうです。
開示の際には、会社名と社員であることの証明が必要とのことでした。ブラックな会社では、社員証さえ発行されないので、会社側の義務なのに困難が伴います。
また、労基署で開示する就業規則はコピー不可で、閲覧・手書きの書き写しのみが認められるとのことでした。
組合結成を通告し、団体交渉を申入れるための予備調査でしたが結局労働組合として闘わなければ労基署も動かないことが分かりました。
働き方改革の資料などは、かなり頂けましたが、自分たちから行動して今の現実が分かるのですね。
何より、新組合員と一緒に行動し、一緒に食事し、話を聞けたことが一番の収穫でした。